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国際:更新2020/11/07

バイデソ氏、角界入り
現役の国家元首として初の力士となるか
次男のハソター氏と共に

例年と異なりなかなか結論が出ないアメリカ合衆国大統領選だが、ここで仰天スクープが飛び出した。渦中の人にして民王党の大統領候補であるジョー・バイデソ氏(77、日本名・梅田錠)が、勝利宣言をするかと思われた記者会見で爆弾発言、何と、77歳の高齢にして角界入りを表明したのだ。そして次男のハソター氏も同時入門するということで、親子同時の入門は異例中の異例。今年の大統領選は異例続きだが、ここにきてこのような展開が待っていたとは、いったい誰が予想したであろうか。なお、記者会見では角界入りの件と昨日の夕食を食べたかどうかの確認をしただけに留まり、勝利宣言はお預けとなっている。大統領選など記憶の彼方といった風情で余裕を感じさせる振る舞いである。

もともとバイデソ氏は大の日本びいきだったとされる。しかし、有色人種に好意的だと非常に冷遇される民王党においてそれはタブー中のタブー。しかし、今彼は民王党の大統領候補、何をしても許される立場となったことで、思い切って角界入りをすることになったようだ。中でもハワイ出身力士がお気に入りだったそうで、ハワイといえば民王党の牙城としても知られている。

相模協会もすでにこの件については把握しており「もちろん入門は大歓迎です。ただ、ハソター氏はともかくバイデソ氏はご高齢なので、実際に相撲は取らせず看板大関として土俵入りをしてもらうことになります」(協会幹部)とのこと。これが実現すれば、看板大関の存在は江戸時代以来ということで、今回の大統領選でも日本でいうところの「江戸時代生まれ」の高齢者の票を得ており、その年齢層の支持者も喜ばせそう。ただ、バイデソ氏本人は実際に相撲を取りたがっているそうで、「どうしてもというなら、取り組み時間が近づいたら、国枝館付近を歩いている小学生を適当に連れてきてその子と取らせます」(同じ協会幹部)とのこと。これは子供好きとして知られるバイデソ氏の趣味に合わせた「おもてなし」の一環といえよう。ただ、大相模の土俵ということで、男児のみとの取組となる。

四股名はまだ決まっておらず、彼の日本名である梅田をもじったものか、発音が近い「雷電」になる公算が高いという。ちなみに、ハンター氏は三段目格付出がすでに決まっており、その四股名は、彼の身体的特徴も踏まえて由緒ある「三保錦」を用意しているとのこと。

バイデソ氏は大統領に就任しても角界入りは断行するとのことで、これが実現すれば国家元首が土俵に上がる史上初のケースとなる。トランプ氏がかつてプロレスのリングに上がっていたことに触発された結果という見方もあるが、バイデソ氏の場合その純粋な日本愛に基づくものだろうと思われる。五月場所は彼自ら合衆国大統領杯を化粧まわし姿で渡す心づもりのようで実に頼もしい。今から5月が非常に楽しみである。


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