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角界:更新3016/02/10

大関・琴地球 初優勝
地球人力士の優勝は832年ぶり

大関・琴地球が初優勝――。地球の大相撲ファンは832年ぶりの地球人力士の優勝に沸いた。大相撲一月場所(両国国技館)千秋楽、琴地球は大翔プロキオンαを破り、14勝1敗で自力優勝。2敗で追っていた横綱・貴パリーヌ146の追随を許さず、多くの相撲ファンの悲願だった地球人力士の優勝を832年ぶりに果たした。琴地球はアフリカ南部のンジャロー共和国の出身で28歳。

もともと相撲は地球の日本国(現在の大東亜民主主義人民共和国)発祥の競技で、その国技でもあった。一時期は日本国人以外の力士が優勝し続けることで色々と紛糾したというが詳細は伝わっていない。西暦2082年にα-ケンタウリ方面から突如宇宙船が多数来襲。そこから約30年に渡る星間戦争が勃発したのは地球人なら誰でも知っているところであろう。侵略こそ免れたものの、星間戦争以後、その戦争に関わりがなかった星系からも非常に多くの異星人が地球に植民しに来るようになり現在に至っている。

定住した異星人とのトラブルも数多く起こったが、基本的に植民しに来た異星人は次第に地球に溶けこみ、大相撲に多数の力士を輩出するのに時間はかからなかった。各種スポーツがルールが煩雑だという理由で姿を消す一方で、ルールがシンプルな相撲だけが生き残った。もっとも、異星人力士にヒトの形をしている者はほぼおらず、異常に大きいとか、手足の数が多いくらいならかわいい方で、体を構成する物質が無機物や気体だったり、光線を放ったり、体液が地球人には猛毒だったりしたことで次第に地球人力士は彼らに取って代わられた。ただ、最初の異星人力士の誕生から1000年近く経つにもかかわらずルールが変わらなかったのは奇跡に近い。

とはいえ、常識をはるかに超える彼らの存在は次第に地球人力士を駆逐し、最後の地球人横綱が引退したのが今から960年前。それ以降は基本的に異星人力士が番付上位を占めるようになり、それは今でも変わらない。日本国が大東亜民主主義人民共和国としてユーラシア大陸を制圧し終えた際に相撲は国技指定から外れるが、その時にはすでに「日本の相撲」から「宇宙の相撲」へと変貌を遂げていたのはいうまでもない。しかし宇宙の相撲は真剣勝負ながら光線や毒液が飛び交う世界。だからこそ人気競技にはなったというのは皮肉な話だ。

琴地球は毒液を吐けるように遺伝子レベルでの品種改良を施された遺伝子組み換え力士のエリート。しかも光線も出せるので立ち合いの際に有利。実際、彼の低い立ち合いから光線一閃、その後は相手の動きに応じた臨機応変の前さばきと毒液を使いこなす技巧派という玄人好みの相撲を見せる。今、地球人力士は彼を含めて85人と少ないが、2万35人いる全力士の中で最も横綱に近い存在といえる。来場所綱獲りの琴地球は「自分の相撲を取るだけです、対する奴は皆殺しだ」とさわやかに来場所の抱負を語ってくれた。3月場所(くじら座ケプキノン星タイナミ地区エディオンアリーナくじら座別館)での活躍が期待される。

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