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角界:更新2013/3/2

断髪式シーズン 都内各所で

春といえば別れの季節ということで、今月1日、都内各所で引退した力士たちの断髪式が行われた。通常よく知られているところの断髪式は国技館を丸一日借り切って行うのが有名だが、そのようなことが出来るのはごく一部の有名だった力士に限られる。関取になれず夢破れた力士たちは、親方や後援者の好意によって、部屋やホテル、公民館なを借りて慎ましやかに行われるのが普通なのである。そして今年も500人余りの力士が一斉に断髪したのである。

断髪式直前の力士群像は見ていて思わず頬が緩む。引退する力士の持ち物を弟弟子たちがねだり、それをホントは嬉しいくせして頭をかきながら逃げていく。またある部屋では、人気のない稽古場の鉄砲柱にイニシャルを彫ったり、またまたとある部屋では離れても電話するからと弟弟子とげんまんをしようと小指を差し出しても守れそうにない約束はしない方がいいでゴンスといわれていたりと、毎年の光景に代わり映えはしない。止まった時間は博多帯では結べないし、そもそも力士たちはすべて東京に出て来ているのですでに変わり果てているのである。未来を縛ろう、などと考えても手遅れなのである。

さていよいよ断髪である。関係者が次々と、引退して第二の人生を歩もうとする力士の頭にハサミを入れていく。ちなみに、最初にハサミを入れる人がいきなり全部大銀杏を切り落としてしまった事故は今年は22件に留まったのは不幸中の幸いか。こんなのを見せつけられては当の本人も周りの力士も泣こうに泣けないが、断髪式で泣かないと冷たい人と言われそうなのでとりあえず笑いをこらえながら肩を震わせて泣いているふりをする。このような場合、本当に泣いているのは引退する本人だけであるが、出来ればその涙は親方が最後の留めばさみを入れた瞬間、もっと哀しい瞬間に涙はとっておきたいというのが人情であろう。

次々と思い入れのある方ばかりがハサミを入れていく中、走馬灯のように自らの相撲人生が頭の中を駆け巡る、というのは断髪式を経験した力士なら誰もが言うことだ。番付順が変わり妬きもちを焼いた日々、いたずらでマゲを引っ張られて怒りながらも裏ではしゃいでいた日々、国技館までの遠い道のりを初めて黙って歩いたのも遠い思い出。東西に分かれて時の行司がいま引き裂いたこともありありと思い出せる。感慨にふける。ああ、断髪しても友だちというのは嘘ではないけれど、過ぎる季節に流されてゆくゆく経営していくことになるちゃんこ屋に遊びにでも来てくれない限り、彼とはもう逢えないことも知っているのである。そしてそんなことを考えている時は大体そいつがハサミを入れている時である。

今年の断髪式で特に使われた会場は、地域の公民館がトップ。やはり利用料が格安なのが魅力である。バブル経済華やかなりし頃は、元序二段力士でも金さえあればハワイやモルジブのリゾートホテルを借り切って断髪式を盛大に行ったものである。国内であっても竣工したばかりの東京ドームや東京ディズニーランドで行うケースも少なくなかった。しかしバブル崩壊後はこうした風潮も全く見られなくなり、ひどいケースだと、親方に廃業(当時は親方にならず引退することを廃業と呼んでいた)を申し出たら、その場ではさみでマゲを切り落とされて「じゃ、これ断髪式な」とやられたケースすらあったという。床屋でバリカンを入れられてそのまま断髪式をしたことにしたというケースすらあった。

ただ、ここ最近は景気も緩やかに回復基調にあり、芽を出し切れなかった力士についてもちゃんとした断髪式をしようという空気がある。どうしても式の運営費が捻出できなかった力士は、協会持ちで日比谷公会堂で合同断髪式を行った。壇上に居並ぶ引退した力士たちが打ち首宜しく首を差し出す。剪定ばさみを持った親方衆が一斉に大銀杏を切り落とす。湧く会場。しかしその目には涙が。ある力士は「断髪式で泣かないと冷たい人と言われそう。でももっと哀しい瞬間に涙はとっておきたいでゴンス」とその感動の瞬間を形容してくれた。

こうして断髪した力士たちには第二の人生が待っている。第二の人生で選ぶ職業のトップはやはり警察(の手先)がダントツである。モルモソ教などの宗教団体に入る力士も少なくないが、いずれにしても引退する力士に幸あれ。

断髪式に詳しい新田十郎・束京大学教授(断髪心理学)の話

行儀よく真面目なんてくそくらえと思って窓ガラス壊して回っているような暴れ者を収容していたのがかつての相撲界。こういう暴れ者も兄弟子に〆られて大人しくなるのだが、断髪というのはその兄弟子という支配からの卒業ともいえる。ただ引退したからといって本当の自分にたどりつけるかどうかは正直何とも言えないので、引退する力士には総じて調理師免許の取得などを義務付けるべきだと思う。

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