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角界:更新2011/09/05 マワシにサスペンダーの衝撃 力士の身体は魅せるもの、それゆえサポーターの類いも本来ならば許されない、というのは今から20年ほど前によく主張された力士の身体のあるべき姿についての一般的な相撲協会の見解であった。事実、その考え方を浸透させるべく協会は力士に「サポーター、テーピングの類いは極力肌色のものを使うよう」お達しを出したものだ。そしてそれは今でも多くの力士によって引き継がれている。 その一方で、マワシはきつく締めるものであって、ゆるく締めるのは論外、という論調があったのも確かだ。きつく締める代表格がかの大横綱・千代の富士であったことからその主張には説得力があった。ただ、アマチュア相撲などにおいては「相手がマワシを取りやすいようにきつく締めるのは良くない」と指導する向きもあるというからどちらが正しいとは言い難いところがある。現在、マワシはきつく締めるべきかどうかというのは割りとどうでも良いテーマとして語られることが多い。 ところで、最近の学生出身力士の台頭がむしろマワシをゆるく締める傾向、いわゆる「ゆるフン」傾向を示していることはあまり知られていない。しかし、大相撲力士にこの流れは浸透しつつあり、「マワシを取ってもマワシが必ずといっていいほど伸びるので投げなどが利かない」などの不満はよく聞かれるところである。しかしだからこそ「相撲は押しの一手」(ある協会幹部)という見方もできるのだが、最近はそのゆるフンがむしろ「取られてもマワシが伸びて寄りや投げの威力を半減させる」ためにそのゆるさが極限の域にまで達し、先場所などはついにサスペンダーでマワシを持ち上げる力士まで登場したのである(写真1)。 写真1 これについて協会側は「サスペンダーとは見苦しい。肌色のサスペンダーを着用すべきだ」とコメントし、あくまでマワシ以外は何も着用していない「ありのままの姿」こそ力士の理想形であることを重ねて強調した。一方、サスペンダーを1年前から着用しているというある力士は「協会が言う肌色のサスペンダーなんて紳士服のコナカにだって売ってやしない」としており、「Mr.マックスで肌色のペンキでも買ってくる」とコメントした。ただ、協会は別にサスペンダーを禁止した訳ではないので、来場所はもっと「ゆるフン」で「サスペンダー」の力士が増えることであろう。 陣 |
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