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スポーツ:更新2013/10/07

オリンピック正式種目を目指して武道「革命」の動き

2020年の夏季オリンピックの開催地が正式に東京となったことを受け、日本にある武道・格闘技団体を統括する日本武道翼賛会は、日本にある全ての武道を五輪正式種目にするべく陳情活動と内部改革に着手したことを明らかにした。

翼賛会の発表によると、日本が誇る武道は全て国際的に見ても他の五輪種目と比較して遜色ある物ではなく、むしろ海外に広めるべきものであると主張。その上で、海外の人々に理解してもらえる競技そのものの改革が必要であるとして、2020年までに以下の競技について競技スタイルが改革されるという。

まず、柔道については、基本的に「芸術点」で勝敗を決するようルール変更を求めている。これは、現在の柔道だと技が綺麗に決まれば「一本」勝ち出来るが、その判定が主審のさじ加減によることもあるのを疑問視したもの。そこで改革案として、(1)主審は廃止して10人の「審判団」を結成し、一つ一つの技について得点を出させる(2)「一本」「技あり」は廃止する代わりに、全て「審判団」のつけた点数によって勝敗が数値化される(3)一本負けがないので全ての試合において制限時間いっぱいまで競技をすることとすることなどが示されている。こうすることで柔道は、これまでの規定なら「一本」勝ちでは試合が終わらず、むしろ1度の一本よりも10本の「有効」相当の技を繰り出した方が試合に勝つことを示している。これによって柔道は格闘技というよりますます体操やフィギアスケートにより一歩近づくこととなる。

剣道については、ルールについては変更を求めなかったものの「真剣」を使うことを要請。これによって、素人目に一本が入ったか否かが判断しづらかったものがかなり明確な形で可視化されることとなる。深刻な怪我については「日本の医療レベルは高いです」として、翼賛会はこうした懸念を一蹴している。

相撲は基本的に「横綱土俵入り」と「弓取り式」の演武のみ。その美しさをのみ純粋に競う競技として生まれ変わることを要請した。これによって従来の力士は強さより美しさ、巨躯であるより筋肉美そのものが求められることとなり、指導者としては頭が痛い話である。

弓道は、従来の射的路線を捨て、対人競技として生まれ変わることを示唆されている。これによって弓道は個人戦と団体戦の2種目が行われるようになり、しかも対人競技であるため緊張感の溢れる試合が展開されることが大いに期待できる。なお、翼賛会はこの要請をする前に、近隣の高校の弓道部に要請案通りの練習試合を行わせたところ、死傷者3名で済んだことから「十分安全な競技です」と判断している。

合気道へは、「柔道に似ています」という理由で柔道の傘下に下るよう勧告したが、これは合気道団体から現在強く反発を受けているという。同様に、空手道についても「流派が多過ぎて面倒」という理由からテコンドーの傘下に下るよう勧告したが、当然各流派は猛反発。しかもそれぞれの流派が自らの流派こそ正当であることを合わせて主張しているため、翼賛会は「みんな同じ地球の仲間たちなのに…」と困惑しているという。

また、翼賛会は世界各地で日本の武道の紹介キャンペーンをすでに始めている。特にちょっとした戦争状態になる弓道や、確実に血が流れることになる剣道は大人気で「これぞニッポンのサムライのスポーツ。ゲイシャ、フジヤマ、テンプラ。あとニンジャ。HAHAHA」と試合後の凄惨な有様はそっちのけで急速に浸透しつつあるという。逆に柔道や相撲は「体操・新体操、そして柔道・相撲。日本の美しさが垣間見えます」という、弓道・剣道とは180度異なる高評価を受けるなど、別の意味で世界に浸透しつつあるという。

「武道を通して、日本の力強さと美しさが世界中に浸透する日もそう遠くはありません」と翼賛会の幹部は語る。日本の精神を世界に伝えようという日本武道翼賛会の試みは果たして吉と出るか、凶と出るか。それは2020年には明らかになるのである。


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