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特集:更新2005/04/03

後継者不足に朗報! 
〜角界ハイテク化の裏事情〜

 40年来の深刻な後継者不足に悩む角界で、画期的な解決策が考案され、来年の梅雨場所からの本格導入を検討している事実が判明した。

 その画期的解決策とはズバリ動画再生である。名付けて「3Dプロジェクター力士投影作戦」といい、最高級3Dプロジェクターによって力士の“幻影”を作りだし、実際の土俵上で取り組みを行わせる(=動画を再生する)という仕組みである。
 そのリアルさたるや、近年のハイテク技術の向上もあいまって、紙芝居に比肩するほどの解像度を達成。そのレベルは我々の想像をはるかに凌駕し、真上から見ると本物の力士があたかも土俵の上にいるかのよう。巨漢力士の躍動感、小兵力士の機敏な動きなど再生能力は侮り難い。

 歌謡界最長老で人気ボウラーのk山y三にいたっては、最近まで故サチヨ夫人が、実在ではなく単なる映像であったことに気付かなかったほどである。彼は、夫人の告別式が終わったあと親族からその事実を知らされ、ショックの余り3時間も寝込んでしまったという。

 現在の幕内力士数は8人で、来場所新入幕の予定者数は22人(投影力士21人、再入幕1人含む)。相撲協会の立花理事長は「ああ、便秘はつらいなあ」とコメント。

 ハイテク投影装置の開発を担当したのは中央機械公司(本社・大冶)。開発担当の李成a技術主任は「我が軍は10億人死んでもまだ2億残っている。負けなどありえない」と自信のほどを語っている。

 本格導入に先駆けて先月実施されたテスト運用では、被験者全員が動画再生による映像であると見破ったが、それでも多くの観客はリアルな動きに興奮した様子だった。また、汎用型高性能コンピュータによるフルオート制御機能は、全ての力士の動作パターンを忠実に再現し、若干のタイムラグはあるものの、あまりストレスを感じさせないレベルでの動画再生を可能としている。また、映像のにじみ、ちらつきを極力抑え、目に優しいオートレベライズ機能を装備する予定である。

 今のところ、再生用データの不足により西方力士の寄り切りしか再生できないが、5年以内には東西を問わず寄り切りを再生できるよう、機能の拡充を目指すとしている。

 これまでは後継者対策として毎年20億円以上の予算を計上し、外国人を多数入門させたほか、実際には存在しない力士を登録するだけした後、実際にはずっと休場させるという、いわゆる幽霊力士制度などで苦境をしのいできた。しかしこのたび考案された方法は人間を一切必要としない点で従来の方式と大きく異なる。
 もしこの装置を導入すれば、協会の予算を逼迫しつづけてきた人件費の大幅減少につながるとともに、相撲人気復活の起爆剤となるだろうと期待する声が上がる日は遠い。

 現在のところ、3Dプロジェクターの映像技術は満足できるレベルだが、問題点はこれがモノクロであることと、音声がないということだ。
 この点を克服するべく協会は音声再生ソフトとリメイク機能つき投影装置の開発に着手したと発表。実際には協会役員たちがカセットテープに自分達の音声を思い思いに吹き込んでいるだけだというが、とりあえずここにその一部を紹介しよう。

テキサコ親方「ほげほげ〜

順蛾瑠親方「まんずサラダ油さ450ccナベに沸がずで、沸騰さしたら指さ入れで…

バルクラーイ副親方「悪いことは言わねえ。チチ揉ませろや

梅ケ原名誉親方「うまか、うまか

 音声再生ソフトの完成も間近である。これは期待できそうだ。

轄。川開発


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