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政治・経済:更新2014/3/23

大阪市長選 南尾氏(大相撲新党)惜しくも落選

現大阪市長橋下徹氏の辞職に伴う大阪市の出直し市長選挙に立候補していた大相撲新党の南尾光司氏は、「大阪相撲の復活」を掲げて橋下氏の「大阪都構想」に対抗して選挙戦を戦ったものの、惜しくも落選した。

今回の出直し市長選挙は、自民党を初めとする既存の政党が立候補者を出さなかったことで注目を集めた。橋下氏の対抗馬となる他の候補者達の顔触れからも橋下氏の圧勝が早くから予想されたこともあって、投票率は前回の60%超えを大きく下回って0.0001%。橋下氏一人が唯一3ケタの得票数をもって圧勝し、他の候補者は1〜2ケタに留まった。南尾氏は8票を獲得して全候補者中3位につけた。

橋下氏が「大阪都構想」をワンイシューとして選挙戦を進めていく中、南尾氏ただ一人が「大阪相撲の復活」をかたくなに有権者に訴えた今回の選挙戦。「大阪相撲」が復活した暁には「大阪・難波国技館の建設」、「野球とサッカーの排除・粛清」、「かつて大阪相撲を支えた裏稼業の方々の復権」などと訴えたものの、結局理解を得られることはなかった。

南尾氏は「大阪相撲が復活すれば5京円の経済効果が見込めたのに残念だ。また、大阪相撲を滅ぼした遠因とされるのは八百長の横行だが、これを裏から全面支援したいわゆるやくざの人達を市を挙げて全面的に復権させることで、一般に膾炙しているところの『怖い町としての大阪』の復活もあり得ただろう。関西弁が怖い理由は関西弁そのものへの恐怖ではなくてそれをしゃべっている人達への間接的な恐怖なのだから、それを復活させて色々と分かりやすくしてやろうとしたのに」などと意味不明な供述を繰り返したため、この供述の直後に緊急逮捕された。なお、南尾氏は例によって配下の力士を使って他の候補者達やその事務所を襲わせているため、このあたりの余罪も追及される見通し。


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