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政治・経済:更新2012/04/28

春の風物詩
マゲ植えのシーズン到来

サクラの開花もあちこちで見られる今日この頃、マゲの産地として知られる青森県間下(まげ)町でマゲの苗植えが行われた。マゲ(カミ目イチョウ科)の南限といわれるこの地域では、これから半年後のマゲの収穫を目指して農業関係者が大わらわであった。

マゲは日本だと青森県を南限として北海道などではそれなりに栽培が盛んである。しかしながら、昨今の相撲ブームの沈滞もあって、マゲ作農家が急激に減少。今では、この青森県の間下町(この地名は本州初のマゲ栽培に成功したことからそれを記念して名づけられた)と北海道の一部地域でしか作られていない。自生種もほぼ絶滅しているとされている。

マゲは乾田と人の頭皮で生育することができる。そのため、マゲを必要とする人が多かった戦国時代以降、栽培が始まったものとされる。特に、頭髪が薄い人にとってマゲがないことは死を意味していたので、マゲの確保に躍起にあるあまり、京都ではマゲ狩りが盛んに行われていたという(室町時代の説話集『古今説話宇治鏡』より)。同じようにマゲの確保に困っていたとされる豊臣秀吉は、関白就任後、蝦夷地経営に励む蠣崎氏から、「蝦夷地の土着民(アイヌと思われるが不明)がマゲを栽培している」という知らせを聞き、東北の各大名に号令して、その北海道で栽培できるマゲを本州でも栽培できるようにせよと命令。しかし、本来デリケートな髪質であるマゲはことごとくマゲになる前に白くなって枯れ落ち、唯一、津軽藩でのみ栽培に成功した。この成功した地こそ間下町なのである。他の藩では何年かけても栽培に成功しなかったこともあって、江戸時代に入ってから、マゲは蝦夷の松前藩と津軽藩の専売品となり、当時の薄毛の男性を心身ともに救ったとされ、また2藩ともこの収益でだいぶ潤ったとされる。

マゲの栽培そのものは比較的簡単で、人から切り落としたマゲから3〜4本つまんでこれを苗とし、粘土質のマゲ田に植え込めば、特に手入れをしなくても半年後にはマゲに成長を遂げる。大きいものだと2メートル近くにまで成長するが、基本的には15〜25センチメートルで成長を止める。それを理容師や大相撲の床山が用いるはさみなどを用いて収穫。鮮度が落ちると頭皮に馴染みづらいことから、収穫したその都度から冷凍保存をし、全国へと出荷される。といっても主な出荷先は京都の太秦と東京の両国に限られるのではあるが。

ただ、マゲ作農家の不安は募る一方だ。事実上専業農家でやっていけるほどの収入はあるというのだが、大きな課題として「マゲ苗」の確保が年々難しくなっているというのだ。理由は明らかである。時代劇が地上波では大河ドラマ以外にはほとんど流されないということ、そして大相撲の力士の減少である。あるマゲ作農家の話。

今も繁盛させてもらっていますが、昔程ではありません。それに、おらが村の力士に、自分が丹精こめて育てたマゲをつけてもらうのは、それはもう誇らしいことでしたが、今は力士そのものの数も減り、そういう喜びを感じることもなくなりました。
また、マゲ苗の確保についても、年々その値段が上昇しているのも悩みの種です。特に今年は超大物(元大関・魁皇のことか)のマゲを巡って、その方の引退直後から争奪戦が始まっています。言うまでもなくマゲは1本のみですので、高値での競りが予想されていまして、私も途中まではその争奪戦に加わってはいたのですが、4,000万円を超えたところで諦めました。小耳に挟んだところですと、今は1億以上の値がついているということです。しようがないので別の大物(元関脇のTのことか)で競り勝つしかないと考えているところです。

他のマゲ作農家ではここまで熱心なのは珍しく、つてを頼って、幕下以下の力士のマゲをそれなりの金額で譲り受けるのがスタンダードなのだというお話もうかがえたが、前述の通り、力士そのものが数を減らしているため、それでも少し手間がかかるようになっているとのこと。また高級志向を目指して、最初から大銀杏栽培を志向する農家もかつてはいたというが、力士の日常生活は大銀杏ではなくマゲであることや、そもそもマゲを開いて調髪すれば大銀杏になるため、最近では全く無用の長物とされている。マゲ作農家も、間が一のことを考えて、「観葉マゲ鉢」や「乾燥マゲ」、「マゲ帽子(50センチメートルを超すマゲを利用して帽子状にした事実上のかつら)」など製品化にも余念がないなど、世相の移り変わりに翻弄されつつもたくましく生き延びようとするマゲ作農家の在り方から学ぶべきことは実に多い。


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