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政治・経済:更新2011/03/29

まだ懲りないか、束京電力!
「頼れる仲間プノレト君」実写化断念
相模協会に「プノレト君」役オファーか

隠しきれなくなって初めて事実を小出しに発表していく浅ましい姿が定番となった束京電力。ついさっきも副島第一原発付近の土壌からプノレトニウムが検出されるなど、事態は悪くなるばかり。そんな中で驚くべき噂が飛び込んできた。体調不良で入院が取りざたされていた清水止孝社長は何と、プノレトニウムを自ら実際に飲む姿をビデオ撮りしたせいで急性中毒症状を起こし、それで本当に入院していたというのだ。

編集部の調べでは、束京電力の幹部には震災の数日後の時点でプノレトニウム漏れは既に「周知の事実」であり、露見するのも時間の問題だったという。そのため、多少のプノレトニウムは人体には影響がないことをアピールするために社長自らがCMでプノレトニウムを飲む姿を流すことを提案。周囲もこの英断を歓迎して早速ビデオ撮りに入って一気飲みしたところ案の定深刻な事態に陥ったという。なお、清水止孝社長の命にはただちに影響はないとのこと。

そこで、残された幹部は原発の対応に追われていたが、プノレトニウム安全アピール第二弾として、一部マニアに人気を誇った「頼れる仲間プノレト君」を急きょCMに復活させようと画策。しかし、社長の音もなく崩れ落ちていく姿を目の当たりにした幹部は自らがその役を買って出ることに躊躇。そのため、「何を食っても大丈夫そうな人物」に出演料5万円でオファーを出すことに決定。相模協会に白羽の矢が立った。

この急な要請に対して、一部協会幹部は「ウチの部屋にフグを踊り食いできる奴がいます」、「ここんとこの買い占め騒動でウチの部屋の若い衆は腹を空かせている。食べられるものなら何でも食べたいはずだ」など頼もしい意見が続出。ついには悪食で角界に右に出る者はいないといわれる途橘加勢部屋の幕下力士・人形峠が第一候補に決まるなどすんなりオファーを受ける流れに。ところが人形峠は「ウランならいけますがプノレトニウムはちょっと…。苦いし…」と拒否。事態を重く見た理事長は「そもそもギャラが5万円とかありえない。ウチの大事な力士をなんだと思っているんだ!せめて10万は出せよ!」と理事会の場で一喝。このため流れはひっくり返り、オファーを断固拒否した。

束電関係者は「ギャラは確か5千万円だったはずだが…」と中間搾取があったことを匂わせつつも、「『頼れる仲間プノレト君』の復活がかなわなかったのは残念だ。楽しみにしていた子供や大きなお友達もいたはずだ。いっそその辺のホームレスにでもやらせようかな、フフフ(笑)」と残念がる。いずれにしても束電の信用度はもはや地に堕ちている。信頼回復のためには身を粉にして事態に対応し、起きたことを真っ向から受け止め、決して奇策に頼ることなく真摯に対応していくよりほかない。

*「頼れる仲間プノレト君」とは、90年代に働燃が作り出した人気キャラクター。「プノレトニウムはゴクゴク飲んでも大丈夫」をキャッチフレーズに主にCMで活躍。ところが、子供に人気があったことから実際にプノレトニウムを飲むなど真似して深刻な事態に陥る子供が続出。社会問題となり、CMはわずか数週間で自粛を求められた。当時の関係者は「あの子たちはどこからプノレトニウムを手に入れてきたんでしょうか…」と首を傾げていたという。〈参考URL


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