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事件:更新2002/08/17

行楽シーズン真っ盛り!
各地で事故相次ぐ!!

 夏も真っ盛り、全国の行楽地では悲惨な事故が相次いでいる。

 先月中旬、江ノ島の湘南海岸でサーフィンをしていた琴光基が波にさらわれ行方不明となり、3日後なぜか長崎県佐世保港第2岸壁南端で水死体となって発見されるという事故が起きた。
 事故当時、日本列島には台風58号が接近中で、最大で45メートルに達する暴風が吹き荒れ、海岸には12メートルを超える波が押し寄せていたという。警察の調べではボードも持たずに海に出たため速攻でおぼれたのが原因と見ている。

 また、山の事故も相次いでいる。先月末から今月はじめにかけて、中央アルプスで5人、南アルプスでは3人が遭難し、5人が遺体で発見、3人が行方不明となる事故が起きた。
 中央アルプスの事故では、日本相撲協会山岳愛好会の蒲鉾親方率いるパーティー5名が悪天候にもかかわらず強行下山しようとし、その最中に土砂崩れに巻き込まれ全員が生き埋めとなった。下山予定日を過ぎても連絡がないことを不審に思ったそば屋の店員が警察に通報。地元警察や消防団、チビッコFBIなどが捜索にあたった結果、2合目付近の登山道で頭から逆さまの状態で土砂に埋まったパーティー全員の遺体を発見・回収した。
 調べではパーティーは全員1日分の食料しか持っておらず、すぐに食料が尽きたため激しく飢えに瀕し、またまわし姿で入山したことにより、夜間の低温で体力を急激に消耗し動けなくなるメンバーが続出。寒さを何とかしのぐために「おしくら饅頭」をするなどして暖を取ったらしい。しかし、あまりの空腹と寒さに耐えきれずに、さらには大関赤潮の軽率な判断により豪雨の中、あえて下山を決行。結果、道に迷い遭難したとみている。

 さらに、南アルプスでは、御用松部屋山岳会のパーティー6名が山小屋で酒盛りをした後、タバコの火の不始末が原因で出火。山小屋が全焼し、泥酔状態だった3名が焼死するという悲惨な事故が起きた。
 チビッコFBIの調べによると、一行が午後7:00頃に山小屋の到着したあと、すぐさま酒盛りを開始。時折猥談を交えながら大男6人が上半身裸になるなどして大騒ぎしていたという。午前1:00頃までに6人で日本酒1升ビン29本、ビール500mlを102本、焼酎720mlを66本空け、その後全員で雑魚寝。その際、関脇火達磨はタバコの火を消し忘れたという。午前2:30頃、パチパチという音とともに異臭に気付いた幕下海ノ底が目を覚ますと、既に小屋は火に包まれ、隣で寝ていた同僚の十両旭輪島の上半身にまで火が燃え移っていたという。が、すやすやと寝息を立てていたのを見て、「起こすのもかわいそうだ、もう少し眠らせてあげよう」と思い、特段起こしたりはしなかった。そのため、旭輪島は焼死した。文字どおり永眠である。
 この事故で犠牲になったのは力士2名、呼び出し1名。どの遺体も損傷がひどく、亡くなったのは御用松部屋の旭輪島のほか小結大魚(おおとと)、呼び出しの松キチさんではないかとみて、身元の割り出しを急いでいる。

 このほか下山中の遭難事故としては、99年の大雪山での遭難事故が有名で、このときは相撲協会幹部8名、行司2名が亡くなる大事故が起きている。

 ところで、今月8日には角界でひそかなブームとなっている「ひとりSM」を夜な夜なプレイしていた横綱大栃木の首にロープが絡まり、そのまま窒息死するという事故が起きた。これは、昼になっても部屋から出てこないことを不審に思った裏に住むおじいちゃんからの通報で部屋に踏み込んだ警察官によって発見された。横綱は逆さ吊りというアクロバティックな態勢で足と首にロープを巻きつけたまま息絶えており、死後4時間ほど経過していた。遺体発見が正午頃であることから、逆算すれば前日の晩から翌朝までひたすらひとりSMに興じていたことになる。
 ひとりSM中の事故としては今年に入って4件を数え、死者3名、意識不明1名となっている。特に気持ち的にも開放的になる夏場の事故が増加しつつある。
 この事件を機に、相撲協会ではSMプレイをする際は、決してひとりではしないようにとの通達を出すとともに、今後正しいSMプレイについて周知・指導の徹底を図ることとした。

轄。川開発


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