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エンターテインメント:更新2014/10/21

「お相撲ウォッチ」が空前のヒットか

ニンテンドー3DSの大ヒットソフト「妖怪ウォッチ」シリーズは昨年の発売以来安定した人気を保ち続けているが、その陰でひっそりと発売されていたゲームソフト「お相撲ウォッチ」が徐々に売り上げを伸ばしていることが関係者の間で話題になっている。

「お相撲ウォッチ」は大相模協会監修の下、「妖怪ウォッチ」に先駆けて2013年1月に発売されたゲーム。そのコンセプトは「力士の育成」とあって、かつて存在した相撲ゲームの二番煎じと思われるかもしれない。しかしそのコンセプトは「妖怪ウォッチ」に酷似していて、先発して発売されていなければ訴訟沙汰になっていてもおかしくなかったと関係者は語る。

ゲームの内容は単純だ。プレイヤーは主人公を動かして、現実の両国周辺のマップを探索し、あらゆる手段で力士や力士になれそうな子供を捕獲(そのときに「力士メダル」をゲットして、力士を召喚したいときはそのメダルで呼び出すことができる)。たくさん力士を集めてバトルや町の問題解決(大抵は力士による実力行使)を繰り返し、力士をたくさん育成するとともにその時々に合ったイベントをこなすことで主人公自らも成長していくというもの。最終目標は大相模協会の理事長職をゲットすることである。

力士の捕獲は、主人公の家に元々ある強力なスタンガン(デフォルトのは500万ボルト、ゲームを進める中で1億ボルトまでグレードアップできる)や、ゲームの中で集めたマネーを使う。ウォッチは主人公が腕時計(ロレックス)をしているというだけで特に使わない(力士や子供捕獲の際に時々こぶしに巻いて使う程度)。また、基本ストーリーに沿ってゲームは進行するが、人気を集めている理由は2つ。一つは、大相模協会の全面協力もあって、古今の名力士のほか、前相撲から横綱までの全力士が実名キャラとして登録されていること。そしてもう一つは愛らしい架空のキャラ、ジバデブの存在である。ジバデブはストーリーの進行上、ほぼ例外なく主人公がゲットできるキャラクターとなり、その愛らしい仕草がプレイヤーの熱い支持を受けている。

ジバデブは、トラックに轢かれて死にかけた肥満児がトラックに恨みを抱き、轢かれた場所に待機してトラックが近づくと当たり屋として飛び出して賠償金を稼ぐ、という設定。その執念深さが地縛霊のようだということで地縛霊のデブ(力士ですらない)、略してジバデブというわけだ。その彼は、主人公から色々と言いくるめられて彼の友だちとなり、以降は主人公のためにマネーを稼ごうと今まで以上に当たり屋稼業に精を出すけなげなキャラクターである。主人公のゲーム上の資金源にもなり、このけなげさが受けている原因であろうと専門家は見る。

主人公は相模関係者でも何でもないが、ゲームの中で集めたマネー(これは「カツアゲ」といって、バトルに勝つとお金や所持しているアイテムを得られるシステムで、力士でないキャラクター[通りすがりの人とか]に対しても行使できる)を使って巧みに相模協会にコネを作る。そして手持ちの力士を使ってたまたま出くわした力士を次々と倒していく。ゲーム内の時間はゲーム機本体の時計を利用しているため、奇数月は手持ちの力士が本場所に出てしまう。このシステムは初めこそ不評だったが、今では「リアルで良い」と高評価。そして手持ちの力士の威光をかさにきて協会の頂点・理事長を目指すのである。

当初協会側は、ゲームの内容、特に「かつての名力士」にカテゴライズされているキャラクターが目からビームを出したりすることに「昔はこんな力士はいなかった」などと好意的ではなかった。しかし、北の胡理事長の「今でもそんな奴ァいねェよ」の一言で状況は一変。楽しんで遊ぶ親方衆が増えたという。

一部のPTAなどからは「力士でもない太めの子供をスタンガンでさらってきたりできるのはいかがなものか」「子供が悪いことをして叱っても力士のせいにするので困る」などのクレームが出されるものの、メーカー側は「現実世界でもスタンガンを使った拉致はよくあること。現実から目を背けていては立派な大人になれない」と、これらを一蹴。「子供達にはさらわれる側ではなくてさらう側に回れと教育すべきだ」と反発。また、マネーで力士を手なずける描写についても同様の指摘がなされているがこれについても「名のある力士を招くのには最低でもウン十万円は必要。こうしたことから目を背けるのも教育上よくない」とこれまた一蹴している。マネーは基本的に、ゲーム内の「カツアゲ」システムとジバデブの献身的な当たり屋行為で得られるが、「ゲーム内のマネーは現実世界のカードでもお支払いいただけます」(メーカー広報)とのことで、バトルを嫌うプレイヤーにも好評を得ている。

また、同ソフトは月刊相模や大相模ジャーナルにコミカライズした漫画作品を連載、それが今年10月からテレビ束京系でアニメ化されるなどメディアミックス戦略もここにきて好調。「いずれは『ポケットモンスター』シリーズを上回るでしょう」とメーカーの担当者は胸を張って語る。さらには、先月の月刊相模の付録、「力士メダル」を巡って買い占め騒動があった。どうやらこの社会現象は本物のようである。

「限りなく現実世界に近づけたことが好調の原因。もっともっと良いソフトになるよう頑張りたい」とは制作者の言葉。なお、この好調を受けて今年の末には「お相撲ウォッチ 2」が発売され、マップも両国周辺から墨田区内に拡大、キャラクターも5万人追加するなど攻勢に出る予定。遠藤、逸ノ城などの若手の台頭に加えて、大相撲人気の起爆剤となるか、楽しみな現象である。


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