×

[PR]この広告は3ヶ月以上更新がないため表示されています。
ホームページを更新後24時間以内に表示されなくなります。

 

 

 

Google

検索は↑からどうぞ。

トップ 角界 事件 スポーツ 政治・経済 国際 自然・災害 エンターテインメント 教育・文化 おくやみ

相撲ネタから相撲ネタまで〜暇潰的相撲ネタブログ 今川開発の暇潰部屋 、絶賛運営中です!

教育・文化:更新2011/06/02

新しい癒しの形…
等身大力士人形 流行の兆し

昨今の大相撲の不人気の影響は角界関係者に暗い影を落とした。なかでも、相撲部屋を経営する親方の苦悩は深刻だ。弟子をスカウトしても「ヤクザみたいなところに大事な息子は任せられない」とはほとんどの親方が耳にしたことのある断りの口上。もちろん、スカウトがうまくいかないだけではない。やめていく力士もまた増加傾向にある。勧誘しても断られ、少ない弟子にも逃げられる傷心の親方衆が増えている昨今にあって、等身大の力士人形を購入する親方が増えているという。

A親方はこの等身大力士人形を今年の3月に購入した。A親方が経営するA部屋には現在弟子の数はゼロ。今年の三月、本場所が開催されなかったために一斉に弟子に逃げられた。それをきっかけに思い切って購入した。人形の形状は一番のお気に入りだったAノ山(仮名)を模した、1.85m、150kg級のアンコ型タイプだ。「本当は春場所前までいた弟子の数だけ揃えたいんですが、お金がなくて…。」とA親方は語る。毎朝5時、閑散とした稽古場に親方はその人形を伴って現れる。四股とかは踏めないから、股割りだけ入念に行う。親方は竹刀を以て「おらあ!そんなに体が硬いと怪我しちゃうよ!」と檄を飛ばしながらその人形に後ろから覆いかぶさって無理やり股割りをさせる。「最近、股関節が柔らかくなってきたんです。『本物』の方はここまで軟らかくするのに3ヶ月くらいかかったかなあ…」親方の目に涙が光った。

股割りが終わったら申し合いである。60歳近い親方自ら人形に胸を貸す。といっても人形は動かないので、人形と四つに組んだ状態から申し合いは始まることになっている。「ひゅー、俺はもう歳だからダメだあ」「お前は若いから全然バテねぇのな」などと独り言をつぶやく親方は全身に汗だくで苦しそうな表情をする一方で、対照的に人形は汗一つかかないばかりか無表情だ。相撲は大体親方が勝つ。「でも、これはいい!という形になった時は負けてやるんです。そうしないと自信が付かないからね」親方は弟子の育成のこともちゃんと考えていたようだ。最後のぶつかり稽古は壮観である。数分程度のものだが、親方は息を切らしながらも人形のぶつかりを受ける。といっても自分からはぶつかってこないので羽目板にわざわざ叩きつけてその反動で親方にぶつかって来るのを受け止めるのだが、その威力は相当のものなのか、親方はその圧力に押されて一気に後ろに下がる。「マイケルジャクソンのプロモーションビデオを参考にしました。あの男の後ろへのスリ足はなかなかのものだ。よほど稽古を積んだのだろう」押されている親方の足は土俵から決して離れない。ズルズルと人形に後退させられている。人形も疲れたのか、ぶつかりげいこの後はぐったりする。これが稽古終了の合図だ。親方はこれを見てちゃんこの準備をする。

女将さんも3月まではいたが、親方が人形を買うと間もなく、離婚届を出して出て行った。弟子がいないため、ちゃんこ番も親方の仕事。稽古が終わってから約1時間。記者もご相伴にあずかったのだが、親方と弟子の仲睦まじい食事の光景が広げられた。人形の前に置かれた取り皿とご飯茶碗。親方はちゃんこを人形の口元に持って行って数秒したら自分の口に入れる。ご飯も同様。箸でやっているので時々こぼしたりもするがその度に「あらあ〜、ご飯こぼしちゃっていけない子ちゃんですね〜」といったセリフを繰り返していた。そして、鍋の半分を弟子が「食べたら」、親方の食事である。どこまでもこの親方は「弟子」に対して献身的なのである。本来ならば弟子が取り皿に盛ってやったりご飯をよそったりするものだが、人形なので当然出来ない。親方はおなかいっぱいであおむけになっている人形を横目に、時々微笑みながら残りの鍋を全て平らげた。「最近、太ってきたんです。医者にはこれ以上太るなと言われているから困っているんですよ」と親方は笑いながら語ってくれた。くったくのないさわやかな笑顔だった。

こうした部屋はA部屋だけではない。弟子がいるのにこうした等身大力士人形を10体揃えたB部屋や、先日の技量審査場所において、国技館に持ち込んだあげく土俵に無理に上げようとして厳重注意を受けたC親方などがいるなど、角界においてひそかに浸透している模様。協会としては「別に犯罪行為とかではないので黙認するばかり」としており、人形のメーカーであるオリエンタル工業の社長は「そんな使われ方しているとは想定外ですな。なんか泣けてきた」とした後、「(人形の)関節を可動式にしたのは別の意図があってのことだ」と語った。親方衆の哀愁の物語は当分続きそうだ。


おすすめ情報[PR]

誰よりも速攻!機敏に動ける!
最近体重ばかり増えて動きが鈍くなったあなたにおススメ!
究極の軽量ナイロンマワシはヌピード社にお任せを。
http://nupeed.com/

差し違えても、潔くありたいあなたへ。
行司の美学、それは土俵の美であること…。
審判長の裁定が気に入らないその時は、当社の脇差で華麗なる切腹を!審判団へのあてつけにぜひ!
http://swordjapanseppuku.com/

教育・文化」カテゴリの別の記事を読む