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教育・文化:更新2000/06/26

校則にちょんまげ 私立高校問題化
行き過ぎた管理教育の行く先は・・・

【6月27日・東京】
都内にある私立両国国際高校の生徒管理のあり方が、一部の保護者が都知事及びアムネスティに訴え出たことで問題化している。

本誌の調べによると、同校の方針は、大鳴戸校長(49)の考えに基くもので、非常に細かい生徒心得が特徴。男女共学にも関わらず同校の制服は浴衣に下駄 (裸足で)。ただし、履物については2,3年生であれば足袋(ルーズ禁止)と雪駄を許される。また、頭髪については、1年生が総髪、2年生が丁髷、3年生 が大銀杏で、短髪・刈上げ禁止。びんづけ油での整髪を義務付けるなど、多くの学校で整髪料に難色を示す中にあってはユニークと言える。

また、同校は進学校としても有名で、今年度の大学合格者は、東大10名、京大15名、エドモント大学日本校200名などとなかなかである。実力テストの 順位は「番付」として張り出され、1,2番は横綱、3,4番は大関の称号を与えられ、特典もある。その実力テスト上位66人以内の生徒は「関取」として特 典が与えられるが、それ以下の生徒は「幕下以下」として扱われることになり、「関取」生徒の付け人になる義務を負わされる。
これに関しては、昨年、「前頭6枚目」の男子生徒が付け人(女子)にセクハラをして退学(同校では「破門」と呼んでいる)処分を受けている。
訴えを起こした保護者の話では、「同校には人権がない。体育の時間には廻しの着用を義務付けるなど、思春期の生徒の気持ちを全く考えていない」とのこと であった。

他にも、朝食抜きでの登校を指示したり、行事ごとの校長挨拶には必ず実力テストの上位成績者(それも「三役」以上)を従えさせたり、修学旅行は両国国技 館に6泊7日、日本史の代わりに相撲史B(非センター試験科目)を受けさせるなど、管理の行き過ぎの感は拭えない。

さらに本誌は、驚くべき事実をつかんだ。同校に入学する体の大きな生徒は1年経つとほとんど例外なく行方不明になっていたのである。同校長にこの件につ いて尋ねたところ、「北朝魚羊の仕業では?」と言ってそっぽを向いたが、NHKの衛星第1放送の大相撲中継を見ていたら行方不明になった生徒が土俵の上にいたという証言もあり、関係者に衝撃を与えている。これらの生徒は過去3年間で女子1人を含む45人もおり、最近の若者の発育のよさをうかがわせる。いずれにせよ、同校に捜査のメスが入るのは時間の問題だろう。


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